新年のご挨拶

年 頭 挨 拶

平成28年の新春を迎え、心からお喜びを申し上げますとともに、 年頭にあたり一言、ご挨拶を申し上げます。

私ども京都府支部も結成後、初の新年を迎えることができました。ひとえに会員の皆様方のお力添えのお陰と厚く御礼申し上げます。
さて、防災士の認定者は100737名となり、登録会員数は1660名で京都府下においては676名のうち登録会員は27名であります。まだまだピーアールに力を注がなくてはと痛感しております。防災士の存在は序々に京都府下に広まりつつあります。地域住民と地方自冶体との連携を図りながら、地域における防災の礎となりうる存在で災害における共助・自助・近助を目標に、家庭や職場、地域で災害における避難等の対策をたて、災害発生時にはそれを活かせられる住民になるようにきめ細かな指導支援活動が求められております。

特に、ここ数年様々な形で多く報道されています南海トラフ地震への備え、また、誘発され起こりうる活断層型地震等の長周期地震が話題となっています。中でも京都市内には戦災を受けていない老朽化を呈し補強を施した家屋がまだ多く分布し、長周期地震が発生すると大きな被害は免れません。複雑多岐化する現代の災害に、備えることが必要であり、住民に対しての災害に対処する知識の啓蒙活動も必要であります。北部エリアは津波災害・中部エリアは密集都会的災害・南部エリアは山間部土砂災害、地域の環境によって違いますが、わが防災士達のさまざまな災害対応が必要不可欠であり、それに対応できる高度な知識等スキルアップが大切であります。

京都府支部の今年の目標は、

第1目標、即戦力防災士の増員です。その他賛助会員・協力会員の募集。

第2目標、関西支部連絡協議会同士の災害時等における相互応援協定の締結。

第3目標、訓練、イベントを開催し防災士の認知度を更に高める活動を行う。
支部会員一同、常に防災知識の向上に努められますようお願いし、支部開催の各事業や研修をはじめ、関係各機関等で開催されます研修会への積極的な参加を呼びかけて、新年のご挨拶といたします。

日本防災士会京都府支部

支部長 田 中 英 樹

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