私たちの想い
災害が起きたとき、私たちは一人ではありません。
けれど、防災の現場では、時に“声を上げにくい空気”が流れてしまうこともあります。
立場や年齢、肩書きによって、意見が埋もれてしまう。
そんな経験をした防災士は、きっと少なくないはずです。
私たちは考えました。
もっと自由に話し合えたら、もっと柔軟に学び合えたら、
防災士はもっと力を発揮できるんじゃないか、と。
「開かれた防災士ネットワーク(仮称)」は、
上下関係にとらわれず、誰もが対等に、安心して参加できる場を目指します。
立場に関係なく、誰でも意見を出せる。
経験の多寡に関係なく、学び合える。
困ったときに、すぐに誰かに相談できる。
それは、特別な仕組みではなく、
“当たり前であるべき姿”だと思うのです。
私たちは、強制しません。命令もしません。
ただ、「つながりたい」「話したい」「力になりたい」という思いがある人が
そっと集まれる場所を、一緒につくりたいだけです。
いま、ここから。
新しい防災士のつながりを、一緒に始めませんか?
森本 たかし 発起人 代表
発起人・代表
Takashi Morimoto
森本 たかし(Takashi Morimoto)
京都府舞鶴市在住|52歳
2013年 防災士資格取得
元・日本防災士会 京都府支部 副支部長として、支部創設期より約9年間にわたり、支部の運営に尽力してまいりました。
しかしながら、長年の活動を通じて、日本防災士会本部および支部におけるガバナンスの脆弱さ、組織運営の不透明さ、そして特に金銭面での数々の不正を目の当たりにしてきました。
たとえば、講師派遣などの事業において、組織として当然発行されるべき見積書・請求書・領収書等が適切に管理されないことが常態化しており、さらには、団体として受けるべき防災事業を役員が個人で直接受注し、報酬を得るという行為まで横行しています。**防災士会の名を借りた“個人事業化”**が、組織内で黙認されているのが実情です。
こうした不正を指摘すれば、パワーハラスメントとして仕返しされる。本部に通報すれば、さらに厳しい報復が待っている。そのような悪しき体質と習慣が蔓延する組織に、私は限界を感じざるを得ませんでした。
そして今、志を同じくする仲間たちとともに、新たな一歩を踏み出す決意を固めました。
このたび私たちは、「開かれた防災士ネットワーク(仮称)」を立ち上げます。
このネットワークでは、防災士同士が自由に、対等に、そして実効性をもって連携しあえる——そんな**“新しい防災のかたち”**を実現するための活動をスタートさせます。
私たちが目指すのは、上下関係や忖度のない、フラットな関係性です。
そして何よりも、市民の命と暮らしを守るために、本当に機能する真の防災ネットワークを築いてまいります。

立ち上げメンバー募集のお知らせ
このネットワークは、日本防災士会とは一線を画した独立した組織です。
これまでの活動において日本防災士会の運営に疑問や不満を感じた方々のご参加も、心より歓迎いたします。
私たちは、立場や年数、役職によって上下関係が生まれるような従来型の組織ではなく、すべての防災士がフラットに学びあい、自由に意見を交わせる場をつくってまいります。
ご質問などもお気軽にお問い合わせください。
