防災カフェ これまでの流れと今から議論する内容
スタートからこれまでの流れ(経緯の説明)
田上さんと大川くんの企画を元に防災カフェはスタートしました。
お二人の企画を元に京都府支部の独自事業として森本が助成金用の事業に落とし込みました。
事業としてのスタート部分を田上案、ゴール部分を大川案として計画しました。
導入部分は田上さんの企画です。
大変親しみやすい、わかりやすい提案です。
これがスタートになります。
※書類をダウンロードしたい場合は枠の右上にある↓矢印をクリックしてください(スマホなら>>矢印)
ゴール部分が大川くんの企画です。
大変素晴らしい計画ですがなかなか簡単には出来ませんのでおおよそ、3年程度かかけて実現したいと思います。
大川案は素晴らしい観察力、洞察力で今の支部を的確に分析していると私は思います。
お二人の企画を元に森本が京都府の担当者と相談して下記の事業概要を作成しました。
第三者(京都府)の目線が入ったことで公的にも支援いただける内容に落とし込んでいます。
京都府の事業として応援していただける事業スキーム(事業計画など、事業の枠組みを意味します)となっています。
3年間にわたる事業計画です。(助成金が交付される期間)
下記は今年度の個別の事業計画です。まずは手始めに出来る難なくできる企画でベテランが講師を務めて会員のお手本(勉強)になる事業を多数、計画しています。
以上までの内容が企画~助成金申請~採択までの流れです。
今後の計画は実行委員会で協議して決定して参りますが、今回は助成金の採択が当初の8月末から遅れて10月中旬になったことにより、かなり急ぎで事業を実施しなければなりません。
助成金の関係で講師を先に選定したこともあり、森本が田上案、大川案をあわせ、現在の京都府支部の問題点を解決するための施策を事業の叩き台として提案させていただきます。
京都府支部の重要課題
京都府支部の最重要課題は講師不足、リーダー不足です。
そのために必要な事は、今まで講師などにチャレンジされたことの無い会員に対する教育です。
今までの京都府支部はイベントに参加して見て覚えろという体制でした。
これでは職人の徒弟制度と同じで効率的ではありません。(大川案でも問題提起されています)
また熱意があって見様見真似で講師としてデビューしたとしても、さらなる関門があります。
講演先の方とトラブルになる事が過去に発生したのです。
講師の熱意のあまりに、相手先の出来ないことを駄目だしして、相手を不愉快にさせてしまう方や、本来なら協力し、尊重しないとだめな部分まで踏み込んでしまう方が出てきたのです。
つまり一方的に防災士目線だけで突っ走る方がでてきて大きなクレームになってしまいました。
そうなると、どうしても経験豊かな防災士に頼らざる終えない状況が続き、防災士の教育も進まない中、講師の固定化になっていったのです。
つまりリーダーも講師も育ちにくい環境なのです。
そこで解決策として
教育プログラムの充実
教育に関しては今回の事業で実施する防災HUGに参加し、体験することで学んでみたり、ベテラン防災士のプレゼンテーションをYouTubeで視聴し、真似することで学びの場として支部活動を拡げていく計画となっています。
ファシリテーション(facilitation) 「会議やミーティングを円滑に進める技法」を学ぶ
次に、実際に学んだことを勇気を出して人前で講師として語ってみる事、チャレンジが必要ですが、知識はあるが話すのが苦手、経験が少ないから話せない、講演やワークショップなんて出来ないという方は沢山いらっしゃると思います。
確かに経験豊富であれば講演ができるとは思いますが、実はそれだけではないのです。
経験豊富な大学の教授でも眠たくなるようなお話をされる方は非常に多いです。
それを解決するのがファシリテーション(facilitation) 「会議やミーティングを円滑に進める技法です。
講演やワークショップなど防災の話をして場を盛り上げ、議論を活発にするのは技術(ファシリテーション)があれば出来るのです。
そこで防災の重要さを伝えるために、防災士の講演やワークショップの役に立つ 「会議やミーティングを円滑に進める技法」をまずは最初に防災カフェで学んで見ませんか?
講師は松井 裕督さんにお願いします。
経歴はローカルシンクタンク地域組織研究所代表、京都府専門家派遣事業専門家。地域自治、地域福祉、市民活動、市民運動への支援事業に従事
松井さんはもちろん経験抱負ですが、様々な失敗も経験されています。
失敗談も合わせて学ぶことで支部会員、全員が講演できるようなスキルを目指していきたいと願っています。
過去のトラブルとして
講演先の方とトラブルになる事が過去に発生したのです。
講師の熱意のあまりに、相手先の出来ないことを駄目だしして、相手を不愉快にさせてしまう方や、本来なら協力し、尊重しないとだめな部分まで踏み込んでしまう方が出てきたのです。
つまり一方的に防災士目線だけで突っ走る方がでてきて大きなクレームになってしまいました。
これらを回避する技法をあらかじめ身につければ防災士としての能力も飛躍的に向上するはずです。
これは防災士だけではなく、地域で防災活動をされている方々にも通じる事です。
いくら自分が防災の重要性を訴えても誰も聞いてくれない、行政も町内会も動いてくれない、孤立無援で防災活動をしている、防災の事を言えば言うほど嫌われてる気がする等
地域の防災でも似た場面は沢山あるはずです。
これらはファシリテーションの技法を仕えば、完全ではありませんがある程度は回避できるのです。
以上のことを講師の松井さんにお伝えして返ってきた提案が下記の通りです。
①アイスブレイク 場を和ませながら
②オリエンテーション 今後、講師育成や防災カフェのヒントになる場にする
③ワーク ファシリテーター役、自治体担当役、自治会長役、防災士役になって話し合い疑似体験
④ワーク それぞれのやれることや、やりたいことから講座や交流会の案を出す
⑤①から④について解説する
90分ぐらいで、全体を通して、ファシリテーションとか、ワークショップとか、場づくりを楽しんで貰うイメージで企画
以上の提案をいただきましたので、これらをより具体的に実行委員会で話し合っていきたいと思います。
基本的にはファシリテーターの松井さんに進行はお任せしますが課題の部分は実行委員会が提示しなくてはなりません。
そこで提案です。
提案:防災士、地域活動のあるあるネタを事前に募集して防災カフェで皆で解決策を探る
③ワーク ファシリテーター役、自治体担当役、自治会長役、防災士役になって話し合い疑似体験を実施るために、事前に地域の防災活動や防災士の悩みを事前に募集してファシリテーションの技法を使い、皆で解決方法を考えてみては如何でしょうか?
限られた時間ですので時間短縮とあらかじめ悩みを講師の方と事前共有することで時短とより高い成果を出したいと思います。
例えば、
地域の防災会議では同じ話がどうどう巡りをする事についてや、地域活動で避難訓練を呼びかけても参加人数が少ない、防災イベントを開催したいが手伝ってくれる仲間がいない等、様々な悩みがあると思います。
そういった事例を、より具体的に自らの体験を語っていただいて相談することで解決に結びつける防災カフェを開催するのは如何でしょうか?
皆様のご意見をお待ちしています。