男女共同参画視点からの避難所設営体験講座
1月8日(土)午前、京都市南区の京都テルサ視聴覚研修室で、「男女共同参画視点からの避難所設営体験講座」(主催:京都府男女共同参画センター)が行われ、日本防災士会京都支部から4人の防災士が参加しました。
参加者の多くは、同センターが実施した「災害時女性相談サポーター養成講座」の修了生で、被災時に女性をサポートするためのスキルを学んだ皆さんです。
はじめに(一財)京都府民総合交流事業団の志水伸之リーダーが、男女共同参画の視点から見た災害対策について説明。続いて京都支部・飯澤吉郎事務局長の指導の下、避難所設営体験、非常食試食体験を行いました。
避難所設営体験では、マグニチュード7.5、震度6強の京都市直下型地震が起きたという想定で、避難所の設営を開始。その場に居る人が、その場にあるものだけで、皆で知恵を出し合いながら避難所を作る…という体験をしました。
また、追加で発表する「外国人がやってきた!」「発熱者はどこに案内する?」「赤ちゃんのミルクが無い!」などの課題(シナリオ)も用意。避難所を作りながら、想定外のハプニングにも対応する訓練にも挑戦しました。
参加者からは「町内会の避難訓練にも参加して顔見知りの人を作り、近助ができるようになりたい」「避難所によって用意されている道具は違うかも知れないが、一度体験しておけば応用できる」「リーダーとなって作業を振り分けられる人が居た方がスムーズに できるのでは」などの声が聞かれました。