第1条(名称)
本会は「日本防災士ネットワーク」と称する。地域ごとの活動においては「日本防災士ネットワーク(京都)」などの名称を用いることができる。
第2条(所在地)
本会の事務局は、京都府舞鶴市喜多1105-40 に置く。
第3条(目的)
本会は、防災士および市民が立場や経験に関係なくつながり、自由に意見交換・学び合いを行うことで、地域防災の向上と共助の輪を広げることを目的とする。
第4条(活動内容)
- 防災の啓発および教育活動
- 楽しんで学ぶ「楽しい防災」の企画・実践
- 会員相互の交流・学び合い・情報共有
- 各地の防災士や市民とのネットワークづくり
- その他、目的達成に資する活動
第5条(あえてしない活動)
以下の活動は原則として行わない:
- 被災地での直接的な現地ボランティア
- 行政の下請けとしての防災事業受託
- 指定避難所の運営・運営指導
- 救助活動、医療行為、応急手当等の講習実施
第6条(会員)
本会の目的に賛同する防災士、または防災に関心のある個人は誰でも参加できる。
参加時点で防災士資格の有無は問わない。
第7条(役員)
本会には代表1名および必要に応じて事務局等を置くことができる。
役員は、会員の中から話し合いにより選出する。
第8条(会費および運営資金)
原則として会費は徴収しない。
会の運営は、会員・賛同者からの寄付によって賄う。
寄付には、金銭のほか、労働力・時間・スキル・物資等の提供も含む。
寄付はすべて自主的なものであり、強制はしない。
第9条(運営方針)
会の運営は、会員の合意と自主性を基本とし、強制や命令ではなく「つながり」を重視して行う。
また、ICTやAIなどの技術を積極的に活用し、情報共有・意見集約・業務の効率化を図ることにより、柔軟で持続可能な組織運営を実現する。
第10条(退会)
会員はいつでも自由に退会できる。
第11条(寄付の管理と公開)
寄付金および物資は、会の目的に沿って使用する。
寄付の受領・使用状況は原則年1回、会員に報告する。
会計や物資管理を担当する者を選任し、簡易な記録・報告体制を整える。
多額または特定使途の寄付は、会員間で協議のうえ適正に使用する。
第13条(個人情報の取り扱い)
会員の個人情報は、会の運営・連絡・情報提供の目的以外には使用しない。
情報管理には十分配慮し、本人の同意なしに第三者へ提供しない。
第14条(活動の公開と広報)
本会の活動は原則として公開し、Webサイト・SNSなどを活用して広く発信する。
透明性のある運営を心がけ、市民・関係団体との信頼を築く。
第15条(解散)
本会を解散する場合は、会員の過半数による合意をもって決定する。
残余財産がある場合は、会の目的に近い公益団体等へ寄付するものとする。
第16条(会則の改正)
この会則は、必要に応じて会員の合意により改正することができる。
附則
この会則は、2025年7月8日より施行する。