「開かれた防災士ネットワーク(仮称)」の理念
「開かれた防災士ネットワーク(仮称)」は、上下関係にとらわれず、誰もが対等に安心して参加できる場を目指しています。
しかし、それだけでは不十分です。
新しい時代に即した実力と技術を備えた、信頼される持続可能な組織となるために、明確なビジョンと目標を掲げています。
この理念は、会員全体で議論しながら常にアップデートしていく「進化する指針」です。
基本理念
- 防災士が自由に意見を交わし、学び、相談し合える場を提供する
- 上下関係にとらわれないフラットな組織構造を維持
- インカインド支援(非金銭的寄付)を活用した柔軟で持続可能な運営
- ICT・AIを活用し、効率的で透明性のある防災活動を実現
活動方針
1. フラットな円卓会議の実施
- 定期的にオンライン・オフラインの会議を開催
- 誰でも自由に意見を述べ、全員で合意形成を行う
2. 学びの場の提供
- 防災の最新情報を共有する勉強会やワークショップを開催
3. 相談できる仕組み
- 防災士同士が悩みや現場課題を共有できるオンラインコミュニティ
- チャットや掲示板形式の相談窓口を整備
4. ICT・AIの活用
- 会員管理、スケジュール、議事録作成をAIで自動化
- 会議内容をAIが記録・要約し、意思決定を支援
5. インカインド寄付による運営
- 会費を徴収せず、技術や労力の提供を“寄付”として評価
- 活動貢献を自給や技術で換算し、可視化・記録
- 金銭に頼らない支援体制の構築
6. 日本防災士会との完全分離
- 本団体は日本防災士会とは別組織として独立運営
運営体制
- リーダーや役職を設けず、全員が対等に意思決定に関与
- 重要事項は円卓会議にて合意形成
- 貢献はインカインド寄付として記録・評価
活動イメージ
- 月1回の定例会議(オンライン/オフライン)
- SNS・YouTube等での防災情報の発信
- AIを活用したオンラインプラットフォームの運用
- 相談窓口や資料アーカイブの整備
次のステップ
- 設立メンバーの募集
- ビジョン・活動内容の具体化
- AIシステムの導入準備
- インカインド寄付プログラムの設計と広報展開
インカインド寄付とは?
NPOでは、金銭だけでなく「時間・スキル・物品・サービス」も寄付と見なされます。
例① 労働(活動参加)
- イベント設営、会議運営、事務作業などを「自給換算」で記録
例② 技術・サービスの提供
- デザイン、会計、サーバー提供などを市場価格で評価し、記録
活用のメリット
- 活動貢献の可視化
- 財務に依存しない支援体制の確立
- 助成金申請時の評価材料にも活用可能
最後に
「開かれた防災士ネットワーク(仮称)」は、防災士が自発的に集い、互いを尊重し合いながら成長する、新しい時代の防災コミュニティです。
AIとインカインド支援を活用し、全国の防災士にとって「心地よく、持続可能な居場所」を提供していきます。