楽しむ防災!防災BBQで学ぶ・つながる・備える
かんたん&美味しい!新しい防災のカタチ
講師:森本たかし(防災士・DIY STYLE代表・京都バーベキュー協会会長)
はじめての方へ
「防災 × BBQ」って、一体なに?
「えっ、防災バーベキュー?」
そう聞いて、少し驚かれたかもしれません。
実は、多くの方が最初はこう思います。
「それってふざけてるの?」「防災を軽く考えてない?」
ときには怒られることさえあります。
でも、一方でこう感じる方もいます。
「え、それ楽しそう!」「BBQが防災につながるって、どういうこと?」
興味津々で聞いてくださる方々です。
この違いは、「防災活動の限界」に気づいているかどうかにあります。
真面目に防災に取り組んできたからこそ、広がらない現実にモヤモヤしている方へ――
『防災BBQ』は、その壁を越えるための“新しい防災のカタチ”です。
私たちが伝えたいのは、
「楽しみながら、備える」
という新しいアプローチ。
これは決して、これまでの防災活動を否定するものではありません。
むしろ、そこにもうひとつの“入口”をプラスする提案です。
ちょっと肩の力を抜いて、
「こういう防災の形もあっていいよね」と思っていただければ幸いです。
笑顔のそばに防災を。
それが『防災BBQ』のはじまりです。
🔥 いざという時、誰があなたを助けてくれるのか?
「行政がなんとかしてくれるでしょ」――
そう思っていませんか?
でも、災害の現場では “助けてくれるのは行政”とは限らない のです。
だからこそ知っておきたいのが、防災の基本中の基本
👇
**「自助・共助・公助」**という3つの備えの考え方です。
🧍♀️ 自助(じじょ)= 自分と家族を守る力
まず最初に動けるのは、自分自身。
命を守る行動、備蓄、避難ルートの確認…。
「うちは大丈夫」と思わず、“自分ごと”として備えることが第一歩です。
たとえば…
✅ 非常食や飲料水をストックしておく
✅ 家族で避難場所・連絡方法を決めておく
✅ 倒れそうな家具を固定しておく
🫱 共助(きょうじょ)= 近所で助け合う力
避難所の運営、安否確認、初期消火…
災害時に頼れるのは“ご近所さん”です。
顔見知りになっておくだけで、お互いに気づき合える・助け合える関係ができます。
たとえば…
✅ 一人暮らしのお年寄りの安否を気にかける
✅ 町内で炊き出しや物資の分け合い
✅ 普段からBBQやイベントでつながる(← ここ大事!)
🧑🚒 公助(こうじょ)= 行政や公的支援
もちろん、市役所や消防・自衛隊などの公的支援はあります。
でも、一番頼りたい“その時”にはすぐ来られない現実も…。
実際、阪神・淡路大震災では
✅ 約77%が「自力」か「近隣住民」によって救出され、
✅ 救助隊による救出は、たったの1.7%でした。
🏘 地域コミュニティに参加することが、あなたと家族を守る力になる
大規模災害が起きたとき、
道路は寸断され、交通機関は止まり、スマホもつながらなくなるかもしれません。
そんなとき、家族が自宅にいて、あなたが外にいたら――
「誰かが家族を助けてくれる」
そう信じられる人は、いますか?
避難所に集まっても、
あなたの顔を知っている人がいなければ、
「安否確認」もされずに、ただ“いない人”になってしまうかもしれません。
🟡「顔の見える関係性」が命を救う
近所づきあいが希薄な今だからこそ、
日ごろからのコミュニケーションが防災では何よりの武器になります。
たとえば…
- あの家には一人暮らしのおばあちゃんが住んでいる
- この家は赤ちゃんがいて避難が遅れるかもしれない
- 非常時にはここに人が集まることになっている
こんな「ちょっとした情報」こそ、
**本当の意味で人の命を救う“地域の力”**になるのです。
🧡 楽しくつながることが、防災のはじまり
避難訓練、防災講座、BBQ大会――
どんな形でも構いません。まずは参加して、顔を出して、つながってください。
いざという時、あなたの代わりに
あなたの家族を助けてくれる人がそこにいる。
それが、地域コミュニティに参加する最大の意味です。
🟡 結論:「助け合いは、日常の中にある」
防災の力は、「特別な人」や「プロ」だけのものではありません。
あなたが誰かを助けられるように。
あなたも、誰かに助けられるように。
その“つながり”こそが、最大の防災力です。
だから私たちは、
「防災BBQ」で、楽しみながらその力を育てる場所をつくっています。
「いざという時」を乗り越えるのは、
“今つながっている” そのご近所さんかもしれません。
なぜ「防災BBQ」なのか?
- 防災活動=「堅苦しい」「難しい」というイメージを変えます。
- BBQを楽しみながら、“生きる知恵”を自然に学べる新感覚イベント。
- 近所の人と火を囲んで笑い合うことが、一番の防災力=共助力を高めます。
防災BBQで学べること
- 防災ポリ袋クッキング
→ お湯と袋で誰でも作れる炊き込みご飯やカレー。後片付けも超ラク! - 災害時にも役立つアウトドア調理法
→ エコグリル、ダッチオーブン、ガスグリルの使い方。 - 楽しく広がるご近所の輪
→ BBQを通じて自然にコミュニケーションが生まれます。
こんな方におすすめ!
- 防災に興味はあるけど、訓練や講習は敷居が高いと感じている。
- 家族や友人と楽しく学べる防災イベントを探している。
- 自治会・企業・学校などで新しい地域交流イベントを開催したい。
イベントの流れ(例)
- 防災入門ミニ講座(自助・共助・公助の話)
- ポリ袋クッキング体験(ご飯&カレー)or 炭火を使った実践的なBBQ
- みんなで試食&交流BBQタイム
- 楽しい防災グッズ紹介
お客様の声
「BBQを楽しんでいたら、いつの間にか防災スキルが身についていた!」
「自治会イベントで大盛況!防災が“イベント化”できるってすごい。」
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