スマホの充電と防災アプリを確認しよう

今日の「今日できる防災」は、スマートフォンの充電と防災情報の確認です。

災害時に、スマートフォンはとても大切な道具になります。
家族との連絡、気象情報の確認、避難情報の確認、地図の確認、ライトの代わりなど、さまざまな場面で役立ちます。

しかし、スマートフォンは電池が切れてしまうと使えません。
また、防災情報を確認する方法を知らないままだと、いざというときに慌ててしまいます。

普段からスマートフォンの充電を意識し、防災情報を確認できるサイトやアプリを準備しておくことは、今日すぐできる大切な防災です。

なぜスマートフォンの備えが大切なのか

地震、台風、大雨、停電などが起きたとき、多くの人がまずスマートフォンで情報を確認します。

今どこで何が起きているのか。
避難情報は出ているのか。
雨雲や河川の状況はどうなっているのか。
家族と連絡が取れるのか。

こうした情報を得るために、スマートフォンはとても役立ちます。

一方で、災害時には停電が起きることがあります。
停電が長引くと、スマートフォンを充電できなくなります。
通信が混み合い、電話やインターネットが使いにくくなることもあります。

だからこそ、普段から充電を意識し、モバイルバッテリーを用意し、必要な情報をすぐ確認できるようにしておくことが大切です。

今日できる備え

まずは、スマートフォンの充電状態を確認しましょう。

災害はいつ起きるか分かりません。
外出前や寝る前には、できるだけスマートフォンを充電しておく習慣をつけると安心です。

次に、モバイルバッテリーを確認します。

持っているだけで安心していませんか。
実際に充電されているか、ケーブルは合っているか、スマートフォンに接続できるかを確認してください。

モバイルバッテリーは、長期間使わないまま置いておくと充電が減っていることがあります。
月に一度でもよいので、充電残量を確認しておくと安心です。

また、充電ケーブルも大切です。
家族でスマートフォンの機種が違う場合、必要なケーブルの種類も変わります。
非常持ち出し袋や車の中にも、予備のケーブルを入れておくと便利です。

気象庁の「キキクル」を確認しよう

防災情報を確認する方法として、まずおすすめしたいのが、気象庁のWebサイトを利用することです。

特に確認しておきたいのが、気象庁の「キキクル(危険度分布)」です。

スマートフォンやパソコンのブラウザから、直接「気象庁 キキクル」と検索してアクセスできます。
アプリを入れなくても、Webサイトから確認できるのが便利です。

キキクルでは、自宅や現在地周辺の危険度を地図上で確認できます。

確認できる主な情報は、

・土砂災害
・浸水害
・洪水

などです。

危険度は地図上で色分けされて表示されます。
黄色、赤、紫、黒など、色によって危険の高まりが分かるようになっています。

大雨のときに、自分の住んでいる場所の周辺がどのような状況になっているのかを確認する手がかりになります。

ただし、画面を見てから慌てるのではなく、普段のうちに一度開いてみることが大切です。
自分の家の場所を表示できるか。
見たい情報に切り替えられるか。
色の意味が何となく分かるか。

こうしたことを平常時に確認しておくだけでも、災害時の安心感が違います。

NHK ONE ニュース・防災アプリも確認しよう

もう一つ、確認しておきたいのが、NHK ONE ニュース・防災アプリです。

ニュース、防災情報、気象情報などをスマートフォンで確認できるアプリです。
災害時だけでなく、普段の天気やニュース確認にも使いやすいので、日常の中で慣れておくことができます。

防災アプリは、入れて終わりではありません。

通知設定がどうなっているか。
自分の地域が登録されているか。
避難情報や気象情報を確認できるか。
実際に開いて使い方が分かるか。

こうした点を、あらかじめ確認しておきましょう。

いざ災害が起きてから初めて使うよりも、普段から少し触っておいた方が落ち着いて使えます。

家族で確認すること

スマートフォンの備えは、家族で確認しておくことが大切です。

「誰がモバイルバッテリーを持っているか」
「充電ケーブルはどこにあるか」
「防災情報はどのサイトやアプリで見るか」
「気象庁のキキクルは開けるか」
「NHK ONE ニュース・防災アプリは使えるか」

こうしたことを家族で話し合っておきましょう。

特に高齢の家族がいる場合は、アプリの入れ方やWebサイトの開き方を一緒に確認しておくと安心です。

スマートフォンの画面に、キキクルのページをブックマークしておくのもおすすめです。
ホーム画面に追加しておけば、いざというときに探しやすくなります。

また、スマートフォンが使えない場合に備えて、家族の連絡先を紙に書いておくことも忘れないようにしましょう。

注意したいこと

スマートフォンは便利ですが、スマートフォンだけに頼りすぎるのは危険です。

電池が切れることがあります。
通信がつながりにくくなることがあります。
端末が故障することもあります。

そのため、防災情報はスマートフォンだけでなく、テレビ、ラジオ、自治体の防災無線、広報車、近所の情報など、複数の方法で確認できるようにしておくことが大切です。

また、災害時にスマートフォンを長く使うためには、電池の節約も大切です。

画面の明るさを下げる。
使わないアプリを閉じる。
不要な通信を控える。
ライト代わりに長時間使いすぎない。

こうした工夫で、電池を長持ちさせることができます。

まとめ

スマートフォンの充電と防災情報の確認は、今日すぐできる防災です。

スマートフォンを充電しておく。
モバイルバッテリーを確認する。
充電ケーブルをそろえる。
気象庁のキキクルを開いてみる。
NHK ONE ニュース・防災アプリを確認する。

これだけでも、災害時の情報収集に大きく役立ちます。

防災は、特別な道具をそろえることだけではありません。
普段使っているスマートフォンを、いざというときに使える状態にしておくこと。
それも大切な備えです。

今日はぜひ、スマートフォンの充電、防災アプリ、気象庁キキクルの確認をしてみてください。
災害時には、地域の自治体、気象庁、消防などが発表する最新情報も必ず確認してください。

日ごろの小さな備えが、家族と地域を守る力になります。

防災士(京都府舞鶴市) 森本たかし