AEDは停止した心臓を電気ショックで復活させる機械、そう思ってました。
今日は、消防署で救命講習上級を受けてきました。これまでAEDは「止まった心臓を蘇らせる電気ショックの機械」だと思っていました。実際はそうではなく、電気ショックは心室細動という不規則な痙攣をリセットするためのもの。つまり「再起動ボタン」であって、ゼロから心臓を動かすわけではないのです。

もし心臓が完全に停止していれば、解析の結果「ショックは不要」となります。AEDができるのは“止まった心臓を動かす”ことではなく、“麻痺して細動している心臓のリズムを元に戻す”こと。今回の講習でその仕組みを正しく理解できたことは、大きな学びでした。
