先月のW台風、進路が太平洋側にそれたこともあって、大きなニュースにはなりませんでした。でも実は、京都北部にとってはかなり危険な状況でした。今日はその時のことを書いておこうと思います。

台風がまだ来ていない時点で、指数70

台風が明日来るといった段階で、京都北部の土壌雨量指数はすでに70前後まで上がっていました。避難を検討すべき危険な数値の目安を140とすると、まだ半分の水準です。ですが、ここにW台風が直撃していたら、この数値は軽く超えてしまっていたはずです。

なぜ「来る前」に動くのか

台風が来てから避難勧告が出ても、そのときにはもう暴風雨の中を避難所まで移動しなければなりません。それは想像以上に危険な行動です。だからこそ、進路や状況がある程度固まった瞬間に、できるだけ早く行動を呼びかける必要があります。台風が来てから動くのでは遅い、来る前に動く。ここが防災士としての自分の役割だと思っています。

この日も、指数の推移を見ながら、避難を呼びかけるタイミングを計っていました。

結果は太平洋側へ逸れましたが

結果的に、この台風は太平洋側に進路がそれ、京都北部への直撃は避けられました。そして、その「それた」という一報を最初に届けてくれたのが、防災士仲間の松本りおと君でした。私が知りたい情報を、何気なくモニターしてくれていたわけです。さすがだな、と思いました。

一人で見ていると気づきの限界がありますが、こうして仲間が別の角度から情報を追ってくれていることのありがたさを、改めて感じた一日でした。